2019.11.19 Tuesday
五感を研ぎ澄ますテーブル「DT-3」

東京のショウルームにて。打ち合わせ中のとあるお客様が、FILEオリジナルテーブルのDT-3を触りながら「この肌さわり、いつまでも触っていたくなる感触ですね。質感の良いものは無意識に手が伸びてしまうような」とお話ししてくださいました。
DT-3ダイニングテーブルは、天板と脚部分がまるで離れているかのようなデザインで、角の曲線や手触りなど熟練した自社工房の職人によって、丁寧に磨かれて製作しています。

このなめらかな質感は、一度触ると忘れられないほど。東京のショウルームにいらっしゃるお客様のほとんどが、DT-3を触ると同じ事をおっしゃるそうです。
人間は、外部からの知覚を感知する能力「五感」をもっています。
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の5つの感覚から様々な情報を受信しています。この五感は誰もが持ち合わせている能力で、人はこの五感を使って日々の生活をしています。
しかしこの五感は意識して使わないと、鈍ってしまうもの。そしてこの五感を日々の生活の中で研ぎ澄ませるには、上質なものや本物を触り感じることが大切です。偽物や化学的なものばかりと触れ合っていると、五感が働かなくなり物事に鈍感になってしまいます。
そして五感が働かなくなると「直感」が鈍ります。
直感は、考察や推理など倫理的思考ではなく、感覚的に物事の決断を下すことができる能力のことを言い、「第六感」ともいわれています。
日々生活していると、「直感」で物事を判断し、答えを導きだす必要性に迫られる場面が多々訪れますね。そんな時、頭で考えるのではなく、心(直感)で感じるものを選択すると大抵上手くいく気がします。
実際、多くの著名人やスポーツ選手もこの直感を信じて行動している人が多いです。ブルース・リーの名台詞「考えるな、感じろ」は、まさに直感のことを言っていますよね!
生活の中で「なんとなく良い、好き」という自分の気持ちを大切に物選びをすると、結果的に人間本来の大切な感覚が養われていくと思います。
冒頭でお話したDT-3の『いつまでも触っていたくなるような気持ち』も、頭で考えるのではなく身体や心が感じる感覚ですよね。

特にテーブルは毎日触れるものなので、五感を鍛えるにはもってこいの家具です。見て触って、自分の心が喜ぶ上質なものを選ぶことは、結果的に生活や人生を豊かにしてくれると思います。
また子供は大人よりも五感が優れているので、小さいうちから上質なものを触らせると良いと言われています。
物選びで迷った時は、頭で考えず五感や六感を信じてみて下さいね。日々の生活で五感を研ぎ澄ませましょう!
» FILE FURNITURE WORKS『DT-3 Dining Table』
田園調布、京都店のスタッフが日々の情報を発信します。